AmazonとGoogleが初のマルチで協力

執筆者: Jennifer Pattison Tuohy。2013 年からコネクテッドガジェットをテストしているスマートホーム評論家。以前は Wirecutter、Wired、BBC Science Focus のライターを務めていました。

JBL の最新のレトロスタイルのスマートスピーカーは、Google と Amazon の音声アシスタントを 1 か所にまとめて同時に使用できる初めての製品です。これは Sonos では決して達成できませんでした。

今週ベルリンで開催されるIFAテクノロジーショーで発表された、ハーマンの新しいJBL Authentics 200（$329.99）、Authentics 500（$699.99）、およびポータブルAuthentics 300（$429.99）スピーカーには、AmazonのAlexaとGoogleのアシスタントの両方が搭載されています。また、スマートスピーカーで初めて、いつでもどちらかのアシスタントを呼び出すことができるようになりました。これは、Alexa に「80 年代のサウンド」プレイリストを再生するように依頼し、ルームメイトが Google にそれを停止するように依頼できることを意味します。

Google と Amazon には長年、うまく連携できていない歴史があります。Echo Show デバイスにはまだネイティブ YouTube アプリがなく、両社の音楽ストリーミングサービスは相手のスマートスピーカーでは動作しません。しかし、冷戦は解けつつあるのかもしれない。まず、彼らは新しいスマートホーム標準である Matter に協力してきました。現在、彼らはユーザーに利益をもたらす方法で音声アシスタントを統合しています。

「Alexa または Google アシスタントに、再生中の音楽、鳴るタイマー、アラームなどの特定のタスクを停止するように依頼できます。そうすれば、どのアシスタントが実際にそのアクティビティを開始したかに関係なく、そのアクティビティは停止します」と副社長のアーロンルーベンソン氏は述べています。 AmazonのAlexaについてThe Vergeのインタビューで語った。

アシスタントは相互にリンクされていませんが、JBL のアプリを使用して個別に設定する必要がありますが、マルチエージェントエクスペリエンス (MAX) ツールキットのおかげで相互に「認識」されており、相互のタイマーの制御などの機能が可能になります。音楽を聴いたり、いつ他の人に話させるべきかを知ったりすることもできます。

「Alexa または Google アシスタントに、再生中の音楽、鳴るタイマー、アラームなどの特定のタスクを停止するように依頼できます。」

「Alexa と Google アシスタントがお互いに話し合わないよう、オーディオフォーカスソフトウェアを有効にしました」と、家庭用 Google アシスタントの製品管理ディレクターであるマリッサチャッコ氏は私に語った（同じ共同インタビューで！）。「誰かがGoogleを使って音楽のストリーミングを開始し、Alexaで設定したタイマーが鳴った場合、タイマーの音が聞こえるように音楽をダッキングさせます」とアマゾンのルーベンソン氏は述べた。

これらすべては、複数のアシスタントがいる世帯に住んでいる場合、自分または家の中の誰かが何かを始めるように頼んだアシスタントを思い出す必要がないことを意味します。どちらのアシスタントでも制御できます。

これはスマートホームデバイスにも当てはまりますが、照明やロックなどを各プラットフォームで個別に設定する必要があるため、現在実行できることとわずかに異なります。すでに、Alexa にリビングルームの Lutron ライトをオンにして、Google にオフにしてもらうことができます。しかし、そのためには部屋に 2 つのスピーカーが必要です。新しいJBLスピーカーなら1台で十分です。ただし、Echo Pop と Nest Mini の価格は合わせて 90 ドル未満で、JBL の最安製品よりもはるかに安価です。

JBL.com でヨーロッパでは 9 月 15 日に、北米では 9 月 17 日に発売される Authentics スピーカーは、ドルビーアトモス、Bluetooth、イーサネット、Wi-Fi 接続を備えたハイエンドオーディオデバイスです。

アルミフレームに黒い合成皮革を巻いたレトロなデザインが特徴の3つのスピーカーはすべてWi-Fi、Bluetooth、イーサネット接続が可能で、AirPlay、Alexaマルチルームミュージック、Spotify Connect、Chromecastbuilt-inを使用した音楽ストリーミングと互換性があります。

私はChackoとRubensonの両氏に、新しいマルチアシスタント機能をより多くの（より安価な）スピーカー、おそらくAmazonやGoogle独自のデバイスに導入する計画があるかどうか尋ねた。現時点では計画は策定されていないが、両社はそのアイデアを歓迎すると述べた。

「Amazonとの仕事はとてもスムーズでした」とGoogleのChacko氏は語った。「今回は初めての試みです。私たちはそれがどのようになるかを見て、需要があるかどうかを確認したいと考えています。」ルーベンソン氏もこれに同意し、同社は「自社のデバイスを含む」機会について潜在的なパートナーと常に話し合う用意があると述べた。最近ではディズニーとのコラボレーションを開始し、新しい Hey Disney! が登場しました。 Echoスピーカー内の音声アシスタント。